ようこそ、このサイトは早稲田大学大学院の友成真一教授による講演内容をまとめたものです。

講演:2006/09/20

前段

まず友成先生から、参加者への質問があった。
「この中で商店街関係の方は?」「企業関係の方」「一般市民の方」「役所関係の方」に対しそれぞれが挙手の後、「もう一度一般市民の方手を挙げてください」(数名が挙手)
「あれ、おかしいですよねぇ、手を挙げない方は市民じゃない?」
一同笑いの後、先生の話は始まった。


 「役人の人は市民の方というと手を上げない。自分は役人だと思っているから市民ではないと思ってるんです。これはいかんのです。私自身も25年間国の役人として生活をしていましたので「一般国民の方」といわれても手を上げない、「官僚の方」と言うと手を挙げる…

日本が動かない

 事件は現場で起こっている

私の座右の映画があります。「踊る大捜査線」青島刑事の有名な台詞「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」、これが25年間の役人生活の結論です。霞ヶ関や国会で何が決まろうと、それで直接みなさんの生活が変わったり、街が活性化するなんてことはないのです。
実はみなさんがいる現場がどう動くかというのが最大の問題です。

 原因はタコツボ構造

産学官連携、まちづくり、商店街振興、高齢者対策、人材育成、行政改革、政治改革…。なにもかも動かない。これは何故か!みんなタコツボに入ってるからです。
たとえば、産学官連携。産業界は産業界というタコツボに入って自分たちがどうやって儲けようかと考え、学は大学というタコツボに入って自分の大学の名前があがればいいと思い、官(行政)は自分達が仕事をしているとわかってもらえればいい。
違うことを考えていながら、一緒に何かやろうというのは無理な話で、産学官が連携したところで何もできはしないのです。
実はこれと同じ様な事が、まちづくりや商店街振興にも現れているのです。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional